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HISTORY 2011年度

サイエンスカフェはりまの過去のイベント開催内容をご紹介します。


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サイエンスカフェひょうご
「素粒子〜放射線から宇宙成り立ちの謎まで〜」

開催日2012.3.24(土)15:30〜17:30
ゲスト[変更前] 久保田 隆至さん(メルボルン大学 研究員)→ [変更後] 伊藤 真之さん(神戸大学 教授)
場所ラ・カンティーナ・ヌメロ・クアトロディチ (西宮市久出ケ谷町10-45 イル・ロゼオB1F)
参加募集時の詳細はこちら

 この度のゲストはサイエンスカフェはりまNo.4でもお世話になった 久保田隆至さんを予定しておりましたが、久保田さんが物理学会の若手奨励賞を受賞され、 受賞講演の時間帯と重なってしまい、急遽神戸大学の伊藤真之さんがピンチヒッターの 役割を担って下さいました。伊藤さんには本当に感謝いたします。 そして久保田さん、受賞おめでとうございます。
 話題は、この世(=宇宙)の歴史、物質と相互作用(=力)の種類、 および放射線についてでした。歴史ではビッグバンから現在までの 宇宙の膨張のこと、またその膨張速度が速まっていることが観測されたこと、 物質ではたった5%しかその正体が分かっていないこと、 相互作用の種類は4つで、私たちが考えたり動いたりするのは、 そのうちの電磁力が関わっている事などのお話がありました。
 放射線はその種類のお話と実際に2種類のカウンター(ガイガー計数管、 光電子増倍管)を手に取りながらのお話でした。
 空間が広がることと重力で強く結びついた星間距離の関係や、 日常で体験する作用-反作用の力と電磁力の関係など参加者の皆さんからも 多くの質問や意見、話題提供がなされました。会も終わりの頃には久保田さんも 会場に駆けつけてくださり、全ての粒子に質量を 与える源となるヒッグス粒子の検出実験の進捗状況などについて話されました。
 ほぼ満席の40名の参加者の皆さんは、急なゲストの変更にも関わらず、 積極的な質問や熱心な意見交換をしてくださいました。参加者の皆さん、本当にありがとうございました。

神戸大学サイエンスショップスタッフの非公式ブログでも開催内容が掲載されています。

サイエンスカフェはりまNo.13 親子自然・科学・技術教室A
「楽しい天文教室〜望遠鏡を組み立てて星空を覗いてみよう〜」

開催日2011.9.10(土)16:00〜18:00
ゲスト小関 高明さん(姫路科学館
場所姫路市花の北市民広場(花北公民館) 第3会議室
参加募集時の詳細はこちら

 今回は36名の参加があり、多くはご家族連れでしたが、成人のみのご参加もいただきました。メインとなる望遠鏡作りの前に、望遠鏡の簡単な歴史や性能の話をしていただきました。
 像はクリアだが視野の狭いガリレオの望遠鏡の話−これは今回制作するキットにも含まれていて、参加者は実感する事ができました−、色収差(像周辺の虹色のにじみ)低減を目指して、かつては50m近い長さの望遠鏡が作られていたこと、小さいながらも色収差の少ない反射望遠鏡をニュートンが作ったことなど、興味深いお話をしていただきました。また、望遠鏡の性能は倍率よりも、集光力や解像度で評価し、倍率が高ければ良いというものでもないことも教えていただきました。
 望遠鏡キットの制作は筒の押し込み時などかなり力を要するプロセスもあり、子どもにとっては少し難しかった面もあったようですが、参加者の皆さんは本当に熱心に取り組まれていました。完成後、暗くなるのを待って観望会の予定でしたが、月が出ていたこともあり、すぐに観望会を始めました。観望会は夜遅くなるので自由参加の形を取りましたが、参加者のほとんどの方が残って参加されました。月、夏の大三角形、さそり座のアンタレス、白鳥座のアルビレオなどを観望しました。やはり、自分で作った望遠鏡による観望ということもあり、みなさん熱心に覗かれていました。参加者の中に反射望遠鏡を持参された方があり、観望会時には大変ご活躍いただきました。小関さんの持参された屈折型と対比して、子どもにとっても興味深いものになったと思われます。
 参加者の皆さん、ありがとうございました。

サイエンスカフェはりまNo.12 親子自然・科学・技術教室@
「重いものは下に・・・軽いものは上に・・・」

開催日2011.7.23(土)15:00〜17:00
ゲスト森永 速男さん(兵庫県立大学防災教育センター)
場所兵庫県立大学環境人間学部 大会議室(F202)
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 今回も前回に引き続き、兵庫県立大学新在家キャンパスの講堂を利用させていただき、親子連れや中学生の友達同士など、19名の参加者を迎えました。今回はひょうご科学技術協会の支援をいただいて開催することができました。
 ゲストは兵庫県立大学防災教育センターの森永速男さん。森永さんは地球科学研究の傍ら、学生とともに東日本大震災のボランティア活動を実施されているそうで、被災地の様子を伝えてもらうところから始まりました。
 地震の起こり方の一つである「弾性反発地震」を、ダジャレを含めた楽しいたとえ話で紹介していただいたり、参加者にたくさんの“知っているようで知らない地球”についての質問をされたり、楽しく考える時間を提供していただきました。
 また、水槽に木片を浮かべるという簡単な実験を行いました。単純なように見えて、実にたくさんの発見がありました。実際、実験の前に全員で結果を予想したのですが、全員の予想を裏切るような結果もありました。この実験を通して、六甲山の成り立ち、すなわち、“重いものは下に、軽いものは上に”の原理を体感することができました。
 さらに、雨が降る理由や団扇であおぐとなぜ涼しくなるか、といった身近な話題についても改めて考えると不思議なことがたくさんあるということに気付かされました。
 子供の元気な回答っぷりも見ることができ、次回の親子教室も楽しみです。参加者の皆さん、ありがとうございました。

サイエンスカフェはりまNo.11
「切っても切ってもプラナリアの不思議」

開催日2011.4.3(日)15:00〜17:00
ゲスト織井 秀文さん(兵庫県立大学大学院 生命理学研究科
場所兵庫県立大学環境人間学部 大会議室(F202)
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 生物の教科書の定番で、多くの方がその名前を知っているプラナリア。体を真っ二つに木っても再生する脅威の生物です。しかし、現物を見た人は案外少ないかもしれません。今回はそんなプラナリアについてお話を伺いました。
 プラナリアの研究は1900年ぐらいから学術誌に登場したが研究者が少ないことや、和名ではウズムシということ、日本には20種類ぐらいいるが全てが再生するわけではないことなどを伺いました。
 なぜ再生するのか?という謎については、(1)再生のタネとなるような細胞である分化多能性幹細胞が、細胞全体の20〜30%を占めている、(2)とくに定まった寿命はなく、食べ物がないと自己の細胞を消化していき、消滅する、など、私たちの通常抱いている生物観とは、かなり異なる不思議な話題が満載でした。こういった生物の謎を知ることで、生命観も少なからず変わるのではないかと思われました。
 参加の皆様からも興味深かった、また参加したい等の声が多く寄せられました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。