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HISTORY 2008年度

サイエンスカフェはりまの過去のイベント開催内容をご紹介します。


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No.4 「素粒子物理学〜理論から実験の現場まで〜」

開催日2009.3.21(土)18:00〜20:00
ゲスト久保田 隆至さん(東京大学素粒子物理国際研究センター 博士3年)
安田 淳一郎さん(名古屋大学高等教育センター 特任講師)
場所Bistrot ZEBRA(姫路市綿町)
参加募集時の詳細はこちら

 3月21日(土)、姫路市綿町のBistrot ZEBRA(ビストロゼブラ)にて、第4回サイエンスカフェはりま「素粒子物理〜理論から実験の現場まで〜」を開催しました。今回は、名古屋大学高等教育センターの安田淳一郎さんと東京大学素粒子物理国際研究センターの久保田隆至さんのお2人をゲストに迎え、それぞれ、素粒子物理の理論と実験についてさまざまなお話を伺いました。今回初めてサイエンスカフェではなく、サイエンスパブ(?)として、お酒の飲めるお店での開催を試み、17名のご参加をいただきました。
 安田さんはクリッカーという装置を使ったクイズ形式で、そもそも素粒子って何?対称性って何?という素朴な疑問への答えから、最近の理論のトレンドまで、興味深いお話をしていただきました。久保田さんは、素粒子の実験屋と呼ばれる人たちが実際に何をしているかということを、楽しい写真とともに紹介してくれました。さらに、小林・益川両氏のノーベル賞受賞理由となった理論を証明した実験についてもお話を伺いました。 今回は、ゲストが若いお2人であり、またお酒も飲みながら、というカジュアルな雰囲気で、前回よりも参加者の方からの質問が多かったように思います。2時間のサイエンスカフェが終了した後も、ゲストを囲んで、初めて参加された方も一緒に語りあい、楽しい時間を過ごせることができました。

No.3 「六甲山地の成り立ちと地震」

開催日2009.1.31(土)
ゲスト新井 敏夫さん(兵庫県立湊川高校)
場所喫茶みんと(姫路市本町)

 1月31日(土)、姫路市本町の喫茶みんとにて、第3回サイエンスカフェはりま「六甲山地の成り立ちと地震」を開催しました。高校講師で地質研究者の新井敏夫さんをゲストに迎え、断層と地震、プレート、岩石についても様々なお話を伺いました。断層の動く時間と、我々の生活(人生)の時間の差や、建築コストの都合から断層に沿って高速道路が走っていること、線路が断層をまたぐことを避けて、上り/下りが異なる岩盤上にある(新神戸駅)こと、日本ほど多くのプレートが重なっているところはどこにもないこと、など興味深い話を伺いました。また、岩石は結晶粒の大きさと成立過程の関係や、学術上の名称と商売上の名称が混乱していること、姫路の大手前通りの建物に見られる岩石などについて話していただきました。
 さらに、岩石(含む宝石)見本や、偏光顕微鏡による組織観察など、実際に手に取り、目で見られるアイテムが用意されていて、参加者の満足度も非常に高かったと思われます。参加者からは地震予測に関する質問や、鉱物の硬さに関する質問、ダイヤモンドの切断や、ダイヤモンドペーストを用いた研磨の話題、868年の姫路あたりで起こった地震の話題などが出され、新井さんの話された話題を中心にして(ネタにして)参加者同士の語らいも多く行われました。

No.2 「ブラックホールをみる!」(サイエンスカフェひょうごジョイント企画)

開催日2008.11.22(日)
ゲスト嶺重 慎さん(京都大学大学院理学研究科)
場所野里の町家 大野邸(姫路市大野町)

 11月22日(日)、姫路市野里の町家「大野邸」にて第2回サイエンスカフェはりま「ブラックホールを見る!」を開催しました。ゲストは京都大学の嶺重慎さん。前半では、ブラックホールとはどのような天体か、ブラックホールはどのように解明されてきたかをお伺いしました。ブラックホールは18世紀からその存在が予言されていましたが、実際に観測したのは日本人が最初であるとの話は、多くの参加者には初耳のようでした。タイトルにある「ブラックホールを見る」方法としては、ブラックホールの出す赤外線や電波を観測したり、周囲の天体の運動から見つける等の手段があるとのことでした。
 後半では「ブラックホールのウソ・ホント」と題して、ブラックホールについて誰もがもつさまざまな疑問に答える形でお話していただきました。ブラックホールは周囲のものを重力でひきつけて吸い込むだけでなくほんのわずか光を出していること、ブラックホールに飛び込むと何が起こるのか、SFでよく出るホワイトホールはあるのか、ワープは可能か、何をしたらノーベル賞がとれるかなど、興味深い話を数多く伺うことができました。 質疑応答では矢継ぎ早に質問が出され、嶺重氏も活発な質問にたいへん満足しておられました。サイエンスカフェ終了後に引き続き有志によるサイエンスパブも開催され、科学を肴に多くの語りあいが行われ、有意義な会となりました。

No.1 「からだを守る白血球の七変化」

開催日2008.9.23(火、祝)
ゲスト通山 由美さん(姫路獨協大学薬学部)
場所喫茶みんと(姫路市本町)

 9月23日午後,喫茶「みんと」にて「サイエンスカフェはりま」第1回を開催しました。 ゲストは姫路獨協大学薬学部の通山由美さん。「生体を守る白血球の七変化」と題して,白血球や研究室について,動画を交えながらお話いただきました。参加者の多くは女性で,健康への関心から来場されたとのこと。白血球は好中球,マクロファージなど免疫にかかわる血液細胞の総称です。好中球が活発すぎると炎症の原因となりますが,生体はマリファナ様物質を放出し好中球の活動を抑えることができます。マクロファージは異物を食作用により消化します。破骨細胞はマクロファージの一種で,自己の骨を消化する働きを持っています。骨は骨芽細胞による新生と破骨細胞による破壊のくり返しにより日々更新されていますが,このバランスが崩れると関節リウマチや骨粗鬆症などの疾患に陥ります。通山さんは「破骨細胞はATP刺激を受け取り活動する」という仮説をたて,検証を行っておられます。
 ディスカッションでは研究に関する質問から健康に関する質問まで幅広い質問が出ました。 話が難しいとの感想を持った参加者がおられたので,今後より気楽に質問を出せるような雰囲気を作っていく必要があると感じました。